さいごのばんさん

アイドルってすごい

休業中の推しについて

私は今年の1月中旬頃から一気にSexy Zone、そして松島聡にハマってしまったド新規のジャニオタである。今まで二次元オタクであったこと、セクゾ担はいても松島担が周りにいないことなどから、どこかに吐き出したいこの気持ちをどうすれば良いか分からずはてブロを始めた。こんなノリでいいのだろうか。よくわからないがとりあえず思いの丈を書いていこうと思う。

 

このブログを読んでいただいてる時点で松島聡に関する事情についてはご存知だとは思うが、一応説明しておくと彼は昨年11月28日よりパニック障害の療養のため休業している。私は彼がお休みしている間にファンになってしまったがゆえに、毎日毎日言いようのない感情に揉まれながら生きている。

 

もちろん、セクゾ松島聡を昔から応援している人にとって、私には想像もつかないほどの苦しさがあることは明白である。昨日まであったもの、生き甲斐だったものが突然失われて、なんとか日々を送っているに違いない。想像しただけで涙が出てくる。そんな方々がいる中で大変恐縮ではあるが、私も新規なりに苦しい気持ちがあるから、ここでひっそりと気持ちを吐露させていただきたい。

 

 

 松島聡を決定的に好きになった瞬間をよく覚えていないが、色々な映像を見る中で「きっと2週間前の私は笑顔に惹かれたんだ」と確信するに至った。歯を見せて、大きな声を上げて豪快に笑う。それを見て、なんとなく自分も幸せな気持ちになる。些細なことだが、推しの笑顔が伝染するって最高に幸せなことではないだろうか。あとは、普通にはにかんだり苦笑いするところも可愛い。松島聡の表情筋が動くという事実に毎秒感謝してしまう。

 あとは、彼が頭のてっぺんからつま先までアイドルたらんとしているところ。セクチャンを見たり、バクステを見たり、メイキングを見る中で、発言や仕草や突発的な行動全てを鑑みて「この人はアイドルをするために生まれてきた」と思った。まだまだその辺りに関しては知識不足なのだが、彼が第一にファンを思いメンバーを思い、それぞれを愛していることが強く伝わってくる。彼を動かすエネルギーが、全方位に向かう「好き」という感情であることがとても嬉しく、幸せなことだと思った。どこかで見たのだが、彼は「仕事と思いたくないくらい、この仕事が好き」と発言したことがあるという。アイドルという仕事が大好きでファンが好きで、そんな嬉しいことがあるだろうか。完璧なアイドル。人生を、自分のためでなくグループやファンに捧げる覚悟をしてしまう。哀れなくらい、完璧なアイドルなのである。

 

 だからこそ、彼が今パニック障害で休業中という事実が、どうしても頭の中で繋がらない。1年くらい前から、裏では発作に悩まされて顔を歪ませながら、それでもファンの前ではおくびにも出さず振舞っていたというのか。

 本当にそこが分からなくて、私が過去の映像記録から知っていった松島聡と休業している松島聡は別人なんじゃないかと思うことすらある。真面目で努力家なところが好きで、だからこそこの病気に至ってしまったことを、そうなんだと簡単に飲み込みたくないのかもしれない。

 だってあんなに笑顔が素敵で、みんなを笑顔にできて、ファンのことがアイドルという仕事がメンバーが大好きな彼が、そこから一番遠いところで今療養しているなんて。どうしてそんなことになってしまったんだろう。なんで。彼の大好きなものを彼から取り上げたのは誰なんだろう。そんなことを考える私は、おそらくファン失格だ。

 だって彼は誰のせいにもしてない。それどころか、直筆のメッセージには謝罪の文が載せられていた。誰も悪くないなら、松島聡だって悪くないだろう。謝らないでくれ。

 

 文章を書いてて思ったが、今回の休業に関しては本当に誰も悪くないんだと思う。ただ、アイドルも人間だったというそれだけ。誰も悪くないからこそ、この悔しさをぶつける場所がない。前向きになった方が松島聡や他メンバーのためにもなると頭ではわかっていて、でも単純に推しがアルバムにもツアーにもいないことが寂しくて遣る瀬無い。

パニック障害を克服した芸能人もいるよ」「ちょっとお休みしてるだけだよ」と言ってくれる人もいるが、松島聡がそれに当てはまるかは分からないじゃないか。ちょっとってどれくらいだ?1年?仮に一年だとして、他担が過ごす1年と松島担が過ごす1年は体感速度がきっと全然違うのだろう。

他担に「分かりはしない」と言って喧嘩を売りたい気持ちはない。毛頭ない。ただ、今の松島担は本当に毎日が不安で押しつぶされそうで、もしかしたら永遠に彼をステージで見れないかもしれないという、他担からすれば大げさな悩みを真剣に抱えて生きていることをわかってほしい。日によってはやっぱり大丈夫かな?なんて日と、ガチ落ち込みで世界の全てがグレースケールみたいな日もある。情緒が不安定すぎるのだ。

 結果はまだ知らされてない。もしかしたら戻ってくるかもしれないし、戻ってこないかもしれない。それの目安すら知らされず、ツアーやアルバムが決まり、推しがいないけどグループが好きだから戸惑いながら追いかける。時限爆弾を抱えている気分だ。まだ大丈夫なんて言われながら、それを受けてそうかな?なんて思いながら、いつこれが爆発するんだろうと不安で仕方なくて、でも捨てられない。苦しみを好きで背負ってるんだから文句言うなという話かもしれない。でもやっぱり、私もただの人間だからこの苦しみを知ってほしい。私はまだ彼の復帰を心から信じて待つほどの強さは持てないから、最悪なことばかり考えて日々を生きてしまう。

 この苦しみを捨てられたらどんなに楽かとたまに考えるが、それ以上に松島聡からもらった幸せな気持ちや前向きな気持ち、ライブでの彼を見てみたい応援したいという気持ちがあまりにも大きくなりすぎた。もう引き返せないところまで来ている。

どんな結果になろうとも、それが松島聡という人間が悩んで納得して出した答えなら、そうかそうかと笑って受け止めたい。それぐらい強い人間になりたい。私もファンの端くれだから。

 

いつか彼を、ライブで見つけ出したいと切に願う。

 

 

 

 論点どこだ?って感じだが、普段ポエマーな長文ツイートしまくるオタクからすればめちゃくちゃ書いていて気持ちが良かった。松島聡を思って幼少期ぶりに大号泣してしまったキモオタの哀れな話とか、2019春のツアーにも当選すれば参戦予定なので、また何かあれば書き起こしたい。